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ネジの材質について
ネジの材質といっても、鉄やステンレス、アルミ、黄銅、チタンなど様々な種類があります。「軽量なネジがいい」、「耐薬品性の高いネジがいい」など、様々なご要望があるかと思います。最適なネジを選ぶ際には、その目的・用途をしっかり見極めなくてはなりません。材質によって強度にも大きな影響があります。
こちらでは弊社にて製造しているネジの材質についてその特徴をご紹介いたします。

材質例1：ステンレスのネジ
ステンレスのネジ ステンレスは錆びにくいという特徴があり、水周りや沿岸地域や屋外等で使用するネジに向いている材質です。耐薬品性が高く、強度も高いという特徴がありますが、加工工程がやや難しい材質になります。

材質例2：アルミのネジ
アルミのネジ アルミ二ウムを使用したネジは軽量で、炊飯器や車のホイール、装飾関係のものに使用されます。
強度は基本的には弱いという特徴がありますが、、加工塑性がしやすい材質になります。比較的値段は高めの材質です。

材質例3：黄銅のネジ
黄銅のネジ 黄銅のネジは見た目の色に特徴があるため、家具等の装飾関係によく使用される材質です。伝導率がいいので、電化製品にも向いています。
加工がしやすいのですが、強度は低いという特徴のある材質になります。
またRoHS対策向けの材質も最近は入手し易くなりつつあります。

ネジの材質について
こちらでは各材質別のネジがどのような特徴があるのかをご紹介いたします。

材質 主な鋼種 特徴
鉄鋼 SWRM6〜10 軟鋼線材：鋲、リベット、割りピンなどに使用されます。
SWCH10R 冷間圧造用線材：小ネジ、ボルト、ナットなどに使用されます。
SS400 普通鋼：強度部材を除く多くの機械・部品に使用されます。
SUM23、32 快削鋼：切削性にすぐれ、機械部品・ねじ類に使用されます。
S45C 炭素鋼：熱処理のより用途に応じた強度を得ることができます。
SCM435 合金鋼：熱処理性、耐熱性がよく、重要部材に使用されます。
ステンレス鋼 SUS303 オーステナイト系：切削性、耐熱付性がよく、自動盤用として最適です。
SUS304 オーステナイト系：耐食・耐熱鋼として最も広く使用されています。
SUS430 フェライト系：耐食性に優れ、汎用的に使用されています。
SUS410 マルテンサイト系：焼入れによって硬化・高強度化します。
アルミ合金 A5052 軽量で美しく、強度と耐食性が比較的ある材質です。
A2011 切削性に優れ、強度も高いが耐食性に劣ります。
黄銅 C3604 快削黄銅、切削性に優れ、切削面が美しく、メッキ処理・嵌合性にも優れています。黄銅は電気部品・装飾品・水まわりに使用されます。
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また、お求めのネジが市場流通品・規格品の中に適したものがある場合もあります。
一度ホヅミにご相談いただきましたら、お客様のご要望にあった特殊ネジを提供できるように対応いたしますので、お気軽にご相談下さい。

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